こんにちは、かかしです。
ネット環境が遅く不安定なので、原因を調査したところ無線LAN子機(Wi-Fi子機)の問題でした。
熱対応をもっと早くにしていれば、長持ちしたかもしれません。
無線LAN子機(Wi-Fi子機)を「TP-Link Archer T9UH」から「ASUS PCE-AX58BT」に交換し問題は解決しましたが、疑問に残るのが、「TP-Link Archer T9UH」はなぜこんなに熱くなるのか?
どの部品が熱暴走するのか、思い切って分解してみました。
「TP-Link Archer T9UH」は3年保証です。
思い込みで「1年保証」と思い分解してしまいました。
購入して14か月でしたので交換してもらえたかもしれません。
失敗しました。自責の念に駆られます。
分解 正面パネルを外す
マイナスドライバーで正面パネルをムリに外しました。
するとピンク色のネンド状が目に入ります。
調べると多分「超低硬度 放熱シリコーンパッド」です。
高い熱伝導性と電気絶縁性を両立させた製品です。
「TP-Link Archer T9UH」正面パネルを外した写真
分解 放熱シリコーンパッドをはがす
超低硬度 放熱シリコーンパッドはネンド状でしたので、それをはがします。
すると、金属製のパネルが現れます。
放熱シリコーンパッドを貼る面積を大きくする為と思われます。
放熱シリコーンパッドをはがした写真
分解 金属製のパネルを外す
すると、またまた小さなピンク色の放熱シリコーンパッドが現れました。
金属製のパネルを外した写真
分解 小さな放熱シリコーンパッドをはがす
小さな放熱シリコーンパッドもはがします。
すると、出てきました。
蟹さんマークのリアルテックセミコンダクターの集積回路
802.11AC/ABGN USB WLAN NETWORK CONTROLLER 「RTL8814AU」
製品の心臓部です。
小さな放熱シリコーンパッドをはがした写真
RTL8814AUの仕様
https://www.realtek.com/ja/products/communications-network-ics/item/rtl8814au
カバーを外した状態で、給電すると直ぐに集積回路「RTL8814AU」がとても熱くなります。
給電した写真
分解 裏側のプラスチックカバーを外す
裏側も小さなピンク色の放熱シリコーンパッドが現れます。
集積回路「RTL8814AU」の裏側です。
裏側のプラスチックカバーを外した写真
分解 アンテナ側プラスチックカバーを外す
4本ケーブルに接続されたアンテナ部分が現れます。
アンテナ側プラスチックカバーを外した写真
まとめ
「TP-Link Archer T9UH」の熱は、集積回路「RTL8814AU」から出ていました。
長持ちさせる為にも、購入時から熱対策が必要です。
熱対策に「ヒートシンク」を活用した方法は以下の記事を見てください。
この記事が、いささかなりともお役に立てれば幸いです。
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